木曜・・・
父が亡くなってから、前向きになれない。
父の年齢まで生きるつもりだが、そこまで生きる自信がない。
気分転換に、旅に出ようかと思ったが、コロナの影響で遠くへ行けない。
せめて温泉でいいかと思ったが、コロナで臨時休業。
旅に出れたとしても、私が行きたい場所は、この世にない。
火葬場で一緒に焼かれるべきだった。
生きてても仕方がない。
どこにも行けず、何もやる気がないから、明日は、数年ぶりに心療内科の予約をとった。
薬を貰いに行く。
市販の薬では、どうにもならない。
心療内科へ行こうとしても、服がない。
服を買おうとしたら、大型店はコロナで休業しているから、柄にもなく無印良品に入った。
無印では、一度も買ったことがないし、株も買ったことがない。
無印は、数年前まで株が右肩上がりで上昇していたが、株式分割前だったから、気軽に買えなかったし、東1銘柄を私は憎んでいる。
株はともかく、服はどうかと思いついて、無印良品で物色してみたら、これがまた良いんだわ。
柄シャツしか着ないことにしているが、シンプルなシャツも良いと、しみじみ思った。
普通のブルーなのに、なんて心に沁みるブルーなんだろう、とシャツに見とれてしまった。
触ってみると、品が良さそうで、好感を覚えた。
シャツは良いとしても、くつ下やボクサーパンツは、金を出してまで買いたくない。
タダやったら貰うけれども金を出してまでは欲しくないと思って、くつ下やパンツはドン・キホーテで買った。
ボクサーパンツは、1枚1000円以上の物に限る。
昔は、3000円のボクサーパンツを買っていたが、どのへんまで値段を下げても質がいいか試したことがあって、1000円台のパンツなら耐えられる、と判明した。
赤はすでに持っているから、赤を外してオレンジ色と、わけのわからない柄パンを選んだ。
気になるのはサイズであり、最近、お葬式でスーツを着たら、腰がきつく感じたから、デブになったかと心配したのだが、ぜんぜんサイズに変わりなかった。
これから私は、スーツのズボンがきつくならない程度に、体を絞らなければいけない。
体にあわせてスーツを作るのではなく、スーツにあわせて体を作るべきだ。
その事を、強く主張せねばならない。