金曜・・・

もう何もいらない・・・

一人暮らしするけど、家具はいらない・・・

ニトリで物色して、酷かった・・・

粗大ごみ置き場かと思うほど、ニトリの家具は安物だらけ・・・

こんなん見てたら目が腐ると思って、思わず目を背けた・・・

家具は、柳が指摘したとおり、江戸時代の船箪笥が最高だ・・・

現代では、人間国宝になった黒田辰秋の家具が、日本的で良い・・・

ヘタに北欧デザインの家具や、イギリスのロングチェアを日本に持ってきても、鼻についてダメ・・・

日本家屋には、日本の職人が作った家具でないと、生理的に受け付けない・・・

ところが私が引っ越しする部屋は、1DKの狭いアパートだから、あまり物を持って行けない・・・

私の骨董コレクションを箱詰めしたら、50箱を超えてしまったので、家具を置くスペースが無くなりそうだ・・・

多少はコレクションを処分するつもりで骨董屋へ出き、「幕末明治以降の古道具を引き取ってくれ」と言ったら、すごく嫌な顔をされた・・・

キズはありませんか、シミはありますか、ヒビが入っていませんか、と骨董屋から聞かれたので、正直に答えたら、引き取るのが嫌そうな雰囲気だったので、頭に来た・・・

どんな古物も愛せないような奴が骨董屋をやるなよ、と腹が立ったので、その場で私の方から断った・・・

とりあえず自分が集めた物は、自力で処分するから、引っ越し先まで持っていくつもりだ・・・

ちょうど戦前の柳行李のカバンが2個あるから、それに服をすべてを詰め込む・・・

でかい甕が4点あるのだが、これを引っ越し先の3階のアパートまで階段で持ち運ぶのかと思うと、さすがに捨てたくなった・・・