木曜・・・
また民藝の器を買った・・・
九州の食器を3点・・・
いままで合計29点買い、8万円ぐらい散財したと思う・・・
新作の民藝の器は、現代の食卓に合うように進化しており、素晴らしい・・・
今日において民藝がどれくらい高く評価されているのかを調べるべく、私は、日本陶芸展のサイトを見た・・・
日本陶芸展とは、毎日新聞社が主催する、日本で一番の焼き物を決める秘祭である・・・
さぞかし民藝の器は現代に衝撃を与えているのだろうと思いきや、日本陶芸展のサイトを見て、絶句してしまった・・・
もはや焼き物ともいえんような、前衛的すぎて、けったいな物体ばかりなのだ・・・
なんて酷い公募展なのかと呆れていると、どうやら審査員が、評論家や学芸員らしく、素人の集まりのようだ・・・
なるほど素人の集まりだから見る目がなく、こんな人目を引くだけの、ウケ狙いのゴミばかりが選ばれるのだろう、と納得した・・・
実用から離れてデザイン重視へ、と焼き物が堕落していくぐらいなら、まだよかった・・・
だけどデザインから、さらに前衛路線に走り、焼き物なのに使えない、わけのわからん形態をした珍妙な物体を見るにつけ、本当に酷い世の中になったと思う・・・
焼き物一つとってみても、この国の堕落は計り知れない・・・