枝野幸男よ、さらば…! 野党共闘でも「立憲民主党が大惨敗」した"本当のワケ”

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投票日の午後には「自民党単独過半数割れ」の可能性が伝えられ、一定の成果が出るかと思われた。しかし、「野党共闘」の効果は限定的だった。

 立憲民主党96議席に終わり、選挙前の109議席から13議席も減らす「惨敗」に終わった。

 もともと立憲民主党内では「小選挙区では上手くいけば30くらい増やせるかもしれないが、比例は前回立憲と希望の党で獲得した議席から大きく減らすことは確実。立憲自体の人気がないからだ。現有議席を維持できれば良い方なのでは」(中堅議員)という冷静な見方もあった。それにしても、ここまで減らすとは想定外だっただろう。

山本太郎を陥れようとした、あの東京8区事件だけでも、枝野は辞任に値する。

政党間では調整が済んで、あとは立憲内部での調整がついていたかどうか知らんが、山本太郎が東京8区で立候補を表明したら、枝野は目を泳がせて「困惑している」「できたら避けていただきたい」などと、混乱をおさめるどころか炎上させた態度は許されるものではない。

山本が東京8区で温かく迎えられていたら、れいわは櫛渕さんまで比例で当選できていたのだから、この東京8区事件でどれだけれいわが被害を被り、山本が深く傷をつけられたのかと思うと、私は涙が出てくる。

山本だから炎上をものともせず挽回し、東京の比例で当選できたが、普通の並の政治家であれば、枝野に抹殺されていたぐらいの東京8区事件を、われわれはずっと語り継いでいかなければいけない。

山本殺しの東京8区事件だけでも枝野は辞任に値するのだが、枝野一人が悪いわけではない。

枝野と、枝野のブレーンの学者と、枝野支持者(リッケンカルト)、この三位一体の悪のトライアングルが、立憲民主党を自滅に追い込んだというべきだ。

枝野のブレーンの学者は消費税を正当化して陰気で暗いし、ツイッター上を跋扈するリッケンカルトは陰湿で邪悪そのものだから、こういう人たちが存在する限り、立憲の人気が出るはずがない。

れいわ山本に対するリッケンカルトの暴言は、いま思い出しただけでもトラウマになるレベルの誹謗中傷であった。

だから私は、早くから立憲民主の惨敗は予想していたし、野党共闘の失敗も1年半前に予想していた。ここ。

野党共闘は失敗する、なぜなら民主党の残党がいるから、という私の持論は衆院選で証明された。

民主党の残党は、日本中から嫌われているから、この人たちと共闘してしまうと、全員が破滅しかねない、と私は1年半前からずっと言っていた。

自民党は悪い、だけど立憲は嫌い、というのが多くの有権者の認識であり、民主党の残党があまりにも頼りないことは、東京8区事件で決定的になった。

民主党政権崩壊から10年、立憲民主が誕生して4年経っても、東京8区事件でゴタゴタして「困惑している」と逃げ腰に始終したのだから、なんら成長していないことがはっきりした。

かといって枝野が辞任した後の、若手に期待できるかというと、小川(増税魔)や泉が登場するらしいから、こりゃ絶望的だし、まだ枝野の方がマシだという事になる。

枝野は許しがたくても、若手はもっとどうしょうもなく、枝野の方がマシ、という立憲民主の構造的な問題が、代表選で現れてくるだろう。

立憲民主に問題があるのは、構造的な問題であって、代表を代えたって、どうにもならない、というのが実情である。

だから山本太郎を迎え入れて、山本を代表にするぐらいでなければ、立憲は永遠に変われないだろう。

つづく。