Colabo仁藤夢乃さんの「キモイ」は女性を守るセンサー 少しでもマシな世界になりますように〈dot.〉
(https://news.yahoo.co.jp/articles/501badb3719652f3a0fbc1f2800ce8c660ebaf72?page=3)
Colaboをはじめ、若年女性支援団体関係者にとってはつらい年明けになってしまったが、このことによって現場が萎縮しないことを望みたい。それにしても、このバックラッシュの正体については、丁寧に考えていきたいと思う。いわゆる“ネトウヨ”と呼ばれる人々を増産し、ヘイトスピーチを助長するような空気をつくってきた安倍さんという“大きなリーダー”が亡くなったことと、今のこの空気はどのようにつながっているのかなど、安倍さん不在後のネットの世界、女性をめぐるリアリティーについても、考察すべきことなのかもしれない。
アベが死んでくれて、私は、敵を見失った。
コイズミ政権の時から、ずっとアベを批判してきた私は、アベが死んだ喜びから、敵を見失った。
もちろんアベは死んだけれども、アベみたいな奴はいっぱいいるから、実質、アベは死んでいないといってよい。
アベは死んだけれども〈アベ〉は生きている、そんな気持ちで生きてきた。
ネトウヨはいるし、レイシストはいるし、歴史修正主義者はいるし、立憲カルトがいるから、アベが死んだのか疑わしいほどだ。
本当にアベを倒すためには、2000万人ぐらいの日本人と闘わねばならないと、新年、決意した。
そしたら今年は、新年早々、セクシストたちがColaboを攻撃して、幕を上げた。
私みたいな地方の、どうしょうもないバカ市長がめちゃくちゃにしたネオリベ的文化不毛の田舎に住んでいると、都会のことは分からない。
だから、女の子たちを救うColaboのことは、今まで興味がなかったのだが、突如として大量に湧いたセクシストたちを見ていると、ここにアベがいる!と私は鋭い眼力で見抜いた。
したがって、今年はセクシストと闘うために、一からフェミニズム理論を把握せねばならない。
私は男だからよーーーく分かるのだが、男は社会的にも文化的にも構造的にどうしょうもなく、何よりもダメなジェンダーだ。
男がどれだけ社会をダメにしてきたのか、私は考え抜きたい。