木曜・・・
民藝品はオバサン臭いから、私には無理だ・・・
食器を6点1万7千円買った後で、これじゃダメだ、と気づいた・・・
私ぐらい硬派な骨董蒐集家になると、民藝のような軟弱な物は、拒否感を覚える・・・
しかも最近では、民藝品がどんどんオシャレになって、現代の生活に合うようにキレイになっているから、なおさら許しがたい・・・
若者受けを狙って、ビームスのような服のセレクトショップにまで、民藝品が忍び込んでいるから、怒りを覚える・・・
そこまでして世間に媚びたいのか、と私は、しゃれた器に冷めた視線を送る・・・
民藝が表面的に受容された時、柳は「民芸調」「民芸臭味」といって罵倒した・・・
ビームスのサイトを見ていると、民藝が民芸へと堕落する危惧を覚えるのだった・・・